皮膚構造 表皮

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皮膚の構造 〜 表皮

表皮の構造

皮膚は、表皮、真皮、皮下組織で構成されます。

 

そのなかでも、スキンケアをするうえでとくに
知っておきたい、表皮と真皮の構造を中心に、
くわしく説明していきます。

 


皮膚のいちばん表面の部分が、表皮です。
「角層」「角層以下の表皮」とで構成されていて、
それぞれにきちんとした役割があります。

 

表皮は、体の部位によっても違いますが、厚さ0.2mm程度で、
それが4つの層(角質層、顆粒層、有棘層、基底層)に分かれています。

 

肌における表皮は、バリア機能を有していまして、
約28日間かけてターンオーバーをして、大事な役割を持っています。

 

ただしターンオーバーは加齢で遅くなり、「角層以下の表皮」も薄くなります。

 

角質層

角質層

角層は、外敵から身を守るシャッター。

 

表皮細胞の死んだもの(角質細胞)でできていましてレンガ状に約20層(顔の場合)積み重なってできている層です。

 

水分を約20〜30%含んでいます。


 

表皮は、顔では0.1ミリほどの厚さをもち、
ラップと同 じくらいの薄さながら、肌に触れる外からの刺激
などが体内に入らないよう守ったり、肌内部の水分が蒸発しない
ように守ったりと、いわばシャッターのような働きをしています。

 

角質細胞は、やがては垢となって脱落していきます。(ターンオーバー

角層以下の表皮

角質層

角層以下の表皮は、違って、生きた細胞(表皮細胞)でできています。

 

約65%の水分を含んでいます。


真皮との境目にある「基底層」で生まれた表皮細胞が、
しだいに角質細胞になるための準備をしています。

 

外からの刺激に反応して、その情報を神経などに伝えたり、
ときにはアレルギー反応を起こすなど、さまざまな活動をしています。

 

生きたひとつの臓器とも言える角層以下の表皮は、
お互いの細胞 はしっかりとくっついて、角層とともに
伸びても破れないような丈夫な構造をつくっています。

 

 基底層
基底層は、真皮と角質細胞の境目にあり、肌の生産工場とも
言えまして新しい表皮細胞が生まれる工場の働きをしています。

 

 メラノサイト
基底層にあって、紫外線に反応してメラニンをつくり出す色素細胞です。

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