基本の化粧品を知る
基本の化粧品|クレンジング・洗顔・化粧水・美容、乳液・クリーム記事一覧
クレンジングで落とすものは、油性のメイクアップ料です。ですから、メイクをしている日はクレンジングの必要があります。油性汚れであるメイクアップ料は、水にはなじみません。そのため、メイクアップ料を浮かせるための油分と、水となじませるための界面活性剤 + アルファを配合してあるのが「クレンジング料」です。
洗顔料は、肌の脂汚れをしっかり落とすことを目的に選びましょう。顔の肌は、汗や皮脂、古い角質、メイクアップ料などがまざり合っていきます。この状態を放置しておくと、雑菌が繁殖したり皮脂が酸化して過酸化脂質がつくられたりと、肌の刺激物に変化してしまうおそれがあります。最近は、肌にうるおいを残す洗顔料とか、美白のようなイメージをうたった洗顔料もあります。しかし、洗顔料は流してしまうものなので、保温や美白な...
「化粧水=肌のうるおいのもと」と思われがちですが、じつは間違いです。肌のうるおいイコール化粧水と思う人が、多いようですが、化粧水の大半は水ですから充分な保湿はできません。そこで、私たちの肌の水分を守るために、もっとも活躍している細胞間脂質、なかでもセラミドを補うか、もしくはその代用になる保湿成分(ヒアルロン酸など)を補うのが、正しい保湿のお手入れになります。水が、大半の化粧水をセラミドが減ってかさ...
乳液の選び方ですが、結論から言いますと、セラミドなどの保湿成分が、配合されたものをおすすめします。肌の水分は、油分でフタされているわけではなく、セラミドなどと結合することによって維持されていることが、わかってきたからです。セラミドの存在が、わからない、かつては、肌の水分は、油分でフタされているわけではないのに、「水分のあとに、油分でフタ」という、古典的なスキンケアが主流で、「化粧水と乳液」は、「シ...
乳液とクリーム両方を使わなければいけないかというと、そうではありません。乳液とクリームの違いは、水分と油分のバランスの違いです。目もと、口もとには、年齢を問わず皮脂腺が少ないものです。この部分の乾燥が気になる人は、油分を与えるためにクリームを使うのもよいでしょう。ただし、30代までは、肌の水分は減りますが、油分はあまり減りません。そのため、乾燥肌には油分ではなく水分を保つスキンケアを心がけます。最...
ファンデーションには、クリームファンデーション、パウダーファンデーション、練り状のファンデーションなどがあります。一般的に、クリームファンデーションのほうが、乾燥肌や敏感肌向きのイメージがありますが、むしろそれは逆だといえます。クリームファンデーションは、分散させた顔料(色のついた粉)を乳液のようなものの中に入れていますが、分離しやすいので、界面活性剤で乳化し、安定させてあります。界面活性剤として...